2009年8月2日
EF57の製作は、照明関係でつまづいて停滞してしまいました。このままだと、また模型から遠ざかってしまいそうなので、気分転換に貨車を組んでみました。
安達製のタサ5600。黒色の貨物列車のアクセントにもなる銀色のタンク車です。実物は既に現存していないでしょうし、この貨車に何か特別な思い入れがあるわけではないですが、郡山駅常備の車輌があるっていうことで、買ったものです。
さて、久しぶりの安達のキット、2日もあれば完成するだろうと思っていたら、ちょっと手強い。何せバラバラの素材を平行、直角に注意しながら組んでいくものですし、その素材の精度が何故かイマイチなので、修正箇所多数でした。とりあえずタンクが台枠に載ったところで、今週の作業は終了。
台車はTR-41なんですが、実車はオイルダンパ付きのTR-41Eなのですね。台車を間違って買ってしまいました。正しい台車を買ってこなくては...。
この先は楽しいディティール工作が続きます。来週には塗装前完成の予定です。
2009年8月16日
下回りに床下器具、ブレーキ配管、手すりなどが付いて、にぎやかになってきました。基本的には、キットを素組みしているのですが、実物は所有会社や車号によって細部の仕様が異なっているようです。そこで、わかる範囲でですが、郡山駅常備の日本パーオキサイド社所有の富士重製に合わせました。で、今になって実物の写真と見比べると、実物は、内側のタンク支え部分まで、床板が張られているようです。来週、修正しなくては...。
タンクへの荷役配管が実物と異なっていることもわかり、どこまで修正するか思案中。 息抜きで組んでいるつもりが、息抜きでなくなってきました。
2009年8月26日
先週に引き続いて、下回りの加工です。
キットでは4分割になっていた床板ですが、実物写真を見ると車端から内側のタンク受け部分まで床板は一体のようですので、タンク受けの間を0.4mm板で塞ぎました。
ブレーキハンドル側の手すりの形態にも誤りを発見したので、一旦バラして付け直してあります。ステップは、キットに付属していたハシゴではなく、安達製の別売りエッチングパーツに交換しました。ブレーキハンドル側のカーブしたハシゴがいい雰囲気です。あとは、票差し板や連結器テコなどを付けて、下回りはほぼ完成です。
荷役配管は、タンク上のバルブ部分にエコーの蒸機用パーツを流用しようと思って買ってきたら、大きさが全然異なるため、使えませんでした。素材から作るしかないかも。
2009年8月30日
先週に引き続いて、下回りの加工です。
荷役配管を左右2本ずつ取付けました。キットには、地上設備との接続部と配管が一体になったロスト製パーツが入っていますが、配管のカーブが実物と異なっていますので、1mm線、0.8mm線で作り直しました。先端にはそのロストパーツから切り離した部分の裏側に浅く穴を開けて、はめ込んであります。タンク胴体へは、チャンネル材を加工した台座を介して取付けました。
タンクのドームから出て、左右に分かれる部分は、1mm径のパイプとエコーの管継手を組み合わせて構成。その中心に0.3mm線を植えてあります。ここにハンドルを付けなければいけませんが、適当な大きさのパーツが見つかりません。手間を惜しまなければ、自家製エッチングという方法もあるのでしょうけど、そこまで手をかけるのはどうも...。そこで、形がちょっと違いますが、船舶模型用のエッチングパーツで流用する予定。1枚で2,835円というバカ高いパーツです。
たぶん、今週末には塗装前完成に持ち込めると思います。
2009年9月6日
タンクドーム周囲のランボードに0.4mm真鍮線で手すりを取付けました。強度を考えると燐青銅線を使ったほうがいいのですが、現物合わせで曲げながら取付けていくため、柔らかい真鍮線を使っています。ハシゴは、キットに入っているプレス打ち抜きのものは使わず、安達製のオプションパーツに交換しました。塗装の際に上下分解しますので、キットの指示通りにタンク胴体に0.4mm 線のステーを付けています。
接着剤で付けるホワイトメタルパーツが何点か残っていますが、これでほぼ生地完成としました。来週、元気があったら塗装します。
2009年8月9日
この土日は天気にも恵まれ、塗装〜レタリングなどの仕上げを行って、無事完成させました。
下回りの黒色は、トビカトップガードを使用しました。スプレーのまま吹き付けると、奥まった所まで行き渡らないので、はじめにエアブラシで細部を吹いた後、仕上げにスプレーで一吹きしています。フラットベースの量や塗料の濃さの調整が不要ですし、乾燥も早く、おまけに塗膜も強固であるなど、とても便利な塗料、いや黒染め剤です。
シルバーは、はじめマッハの銀色を吹いたのですが、銀の粒子が荒いため、一旦乾燥させて表面に軽くペーパーをかけて、GMカラーの銀色を塗り重ねてあります。一部にザラザラな箇所が残ってしまいましたが、剥離して塗り直す程のダメージではないので、そのままにしてあります。
レタリングは、キットに付属のデカールをそのまま使用しました。日本パーオキサイド社の社名とマークは、安達からデカールが別売されていません。NPのマークは、同社のWebサイトの画像を拾って、Illustratorでトレースして作成しました。社名は、同様にIllustratorで中丸ゴシックの文字をアウトライン化して、一部の書体を整形しています。それをPET紙のシールにプリントアウトして貼り付けてあります。
今回も完璧な出来ではありませんが、この貨車のように完成品が市販されていない車輌が出来上がると、ちょっとうれしくなります。