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西武701系 製作記

はじめに

2004年10月24日

エンドウ製の701系のキットで、2004年発売の新しい製品です。西武鉄道からは既に引退してしまった電車ですが、一部の車輌は伊豆箱根鉄道、三岐鉄道などの地方私鉄に譲渡されて、現在も活躍しています。701系は、冷房改造などにより、かなり多くのバリエーションが存在しますが、製品は若番の初期の冷房改造車を模型化しています。過去の車輌ということで、製作資料も限られていますので、私はできるだけ製品そのままの形態の編成で製作していく予定です。

前面は数年前に発売された101系用とほぼ同じものだと思われますが、今回は薄い燐青銅板による前面補強の表現が追加されました。非冷房車の原型に仕上げる場合には、取り付けないという選択もできます。補強板のパーツは気持ち良いほどピッタリ前面にフィットします。

キットの車体

来週から製作を開始する予定です。

妻板の取り付け

2004年10月31日

今週は、妻板を取付けて、箱にしてしまいました。

ドア裏板は、そのまま取り付けると車体とドアの段差がほんの少しになってしまいます。好みの問題だと思いますが、私はもう少し立体的にしたいので、裏板の両サイドに0.1mm厚の帯板を貼ってから取付けました。

妻板の取付

妻板もドア裏板も寸法がきっちり出ていますので、余計な修正は要りません。

前面の取り付け

2004年11月7日

前面が付きました。この製品の前面は、屋根のカーブをほとんど修正しなくても車体にぴったり合います。前面補強の燐青銅板は、ほんの少し(0.2mmぐらい)長さが短いようですので、帯板を継ぎ足して仕上げてあります。乗務員ドアは、原型の低窓タイプと、バランサ付きの高窓タイプの2種が入っています。私は、晩年の姿に仕上げるので、高窓の方を使用し、0.4mm線で靴摺りを追加しました。

前面の取付

雨樋は帯材を貼り重ねる予定ですので、仕上げで少々やすってしまっても大丈夫です。

雨樋、縦樋の取り付け

2004年11月14日

雨樋は、プレスの押出し表現になっています。このままではちょっと物足りないので、表面を平らにやすった上に、0.6×0.3mmの帯板を貼り重ねました。縦樋はロストワックス製の凝ったパーツが入っていますが、どうも半田の乗りが悪く、材質的にも非常に脆いようです。ちょっと曲がって付いたのを修正しようとしただけで、割れてしまいます。1本は粉々に割れてしまったので、帯板から作り直しました。

雨樋の取付

縦樋のようなパーツには、ロストワックスなど使わず、普通に帯材で済ませたほうがすっきり仕上がると思います。

前面の組立

2004年11月21日

前面の組立。ここは、キットそのままです。行先表示窓、標識灯など、ピッタリと収まりますので、位置決めがとても簡単。前面窓中央の柱は、0.5mm洋白線、手すり類は0.3mm線を使いました。

前面の組立

ヘッドライトの全周にハンダを回しておかないと、塗装後に隙間が見えてしまうということになりかねないので、ここはしっかりとコテを当てておきます。

クーラー横ランボード

2004年11月28日

クーラー横のランボードは、キットのパーツをそのまま使用して、屋根と一体型のタイプにしました。端面は、ハンダで埋めてあります。今日は、なぜか作業に手間どり、ハンダ付け~仕上げで1両1時間もかかってしまいました。

クーラー横ランボード

今週の作業はこれだけです。

パンタグラフ台の取り付け

2004年12月5日

このキットは、オリジナルのパンタグラフ台、ランボードと増設側のそれらの形状をきちんと作り分けています。左図は、増設側です。パンタグラフ台は少々オーバースケール気味ですが、自作するとかなり手間がかかる部分ですので、今回はキットのパーツをそのまま利用しました。なお、エンドウ製キット全般に言えることですが、取り付け穴がかなり大きめに空けられていますので、位置決めには、少々苦労しました。。

パンタグラフ台

ランボードの水平と平行には十分注意して取付けました。

避雷器

2004年12月21日

今回のキットでは、避雷器のパーツは製作されず、ヒューズ箱で代用されています。でも、大きさなど実物とは大分異なりますので、ムサシノモデル製の小型避雷器に交換し、0.2mm線で配管を追加しました。なお、ムサシノの製品が入手できない場合は、ホワイトメタルですが、エコーモデル製にも同等のパーツがあります。

避雷器

避雷器のベースにハンダが回っていないような...。

屋根上配管1

2004年12月31日

パンタスイッチ箱から出ている配管は、0.5mm線を使用し、いつもの通り、マッハ製配管止めパーツを利用して取付けました。スイッチ箱に入る部分は、0.5mmパイプと0.3mm線を使用し、一回り細い線にしてあります。

屋根上配管

今年の作業はこれで終了です。

屋根上配管2

2005年1月3日

パンタグラフから下りてくる空気管は、0.3mm線を使用し、台座はキットに入っているものを薄くやすって利用して取付けました。配管が妻板下部で車体に入り込む位置は、若干内側に移動してあります。パンタカギ外し機構の台座は、0.8mm角線をやすって取付けました。

屋根上配管

シャープさに欠ける出来なので、修正が必要かも。

パンタかぎ外し機構1

2005年1月10日

パンタグラフのかぎ外し機構ですが、テコの部分は、洋白板の切れ端からシルエット状の形に切り出して、0.2mm線、0.8mm帯材などと組み合わせて作りました。碍子は、0.2mm線を焼き鈍して巻いたものです。いつも通りの方法ですが、それらしいものが付いていれば良いという程度の感覚で作っています。配管類との垂直、平行が出ていないところが、いつもながら情けないですが...。

パンタかぎ外し機構

ここも修正が必要なようです。

パンタかぎ外し機構2

2005年1月16日

パンタグラフのかぎ外し機構の妻板側です。0.4mm径のパイプに0.2mm線の引き棒を通して、割ピンで固定してあります。位置は幌枠ギリギリのところになります。

パンタかぎ外し機構

下端のTの字の部分は省略です。

妻板ステップ

2005年1月23日

妻板には、三角形のステップを追加しました。ステップと縦樋とが干渉しますので、縦樋は0.8×0.3mmの帯板に取り替えて、ベタ付けしてあります。妻板から浮いた表現がされているキットオリジナルパーツからは、ディティールダウンとなりますが、ロスト製の縦樋パーツがポロポロ外れるのに業を煮やしたという理由もあります。

妻板ステップ

透かしてみると位置が揃っていませんね。

窓の加工

2005年1月30日

この製品の窓には、サッシのレールとしての左右の段差の表現だけでなく、上下にも段がついています。たぶん、歪みなくきれいにプレスするために、あえてこのような表現になっているのだと思いますが、実物には、上下の段差はついていませんので、やすりとってしまいました。

窓の加工

この加工は、旧作の101系で実施済みで、窓が天地方向に大きくなって不自然になることはありません。

ドア表示灯

2005年2月5日

製品には、挽きもののドア表示灯のパーツが入っていますが、これは塗装でランプを表現するようになっています。でも、私にはきれいに塗料を入れる自信がありませんので、1.2mm径の真鍮パイプに交換して、塗装後にレンズを入れるようにしました。

窓の加工

これで、車体関係のディティール加工は、ほぼ完了しました。

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床下機器

2005年2月13日

床下機器は、キットそのままの素組みです。エンドウ製のパーツは、MPギヤ使用を前提に作られているため、衝立のような平板な出来が弱みです。逆に言えば、無加工でMPギヤが使用できるわけですが...。でも、クハのAK-3コンプレッサだけは、エコー製のパーツに交換するつもりです。なお、奇数クハの床下機器取付板は6連用の配置と共用設計で余分な穴が空いていますが、別々に作り分けてほしかったと思います。

床下機器

素組みでは芸が無いですね。

運転室床下

2005年2月19日

運転室の床下部分、連結器胴受、小スカート、乗務員ドアステップ、ハンドスコッチなどは、いつものようにユニット化しました。ステップは、0.8×0.2mm帯板からの自作、ハンドスコッチは、モデルワム製の東武用パーツを加工して取付けてあります。

運転室床下

ステップの強度が少々不安です。

連結面ステップ

2005年2月20日

連結面床下のステップは、いつも通りの寸法で自作しました。ただし、今回は薄い帯材(0.8×0.2mm)を使用しましたので、ちょっとすっきりしたかも。形は相変わらず揃っていませんが...。

連結面ステップ

ステップの強度が少々不安です。

以下、作業中断しています。