コダマモデルブランドの2000系(初期型)キットです。以前新宿線が通勤経路であったときに毎日お世話になっていました。あまりかっこいい電車ではありませんが、一時期の新宿線の「顔」であった電車ですので、見逃すわけにはまいりません。しかし、6連や8連を作る元気はありませんので、2000N系と編成させるように付属の2連のみを購入しました。2連とはいっても、かなり追加工しなければならないキットですので、侮れません。
2002年3月17日
いつもの通り、組み立てはまず前面から。正面ドアはヤスリでひとなめするとピッタリはまります。窓の部分はL字型の帯板をはさんで、傾きが出ないよう注意して取り付けました。ちょっと窓部分の段差が大袈裟に思いますが、まあ2000系の顔をしていますね。
細かいことにこだわると先に進みませんので、この程度で妥協します。
2002年3月21日
キット付属のホワイトメタルの貧弱な標識灯は使えませんので、101Nのときと同じように角パイプと板材を組み合わせて、左図のようなものを作りました。ランプ部分が正方形で、長方形の実物とは異なりますが、少しだけ横幅を広げて妥協しました。あとは、これがバラバラにならないように前面にハンダ付けしなければいけません(ハンダ付けできるものは接着剤を使いたくないので)。
キット付属のホワイトメタルのパーツとは全然違います。
2002年3月22日
標識灯を前面に取り付けました。もちろんハンダ付ですが、バラバラにならずに済みました。但し、肝心の取り付け位置が若干内側に寄ってしまったようです。しかし、やり直す元気はありません。真正面からは見ないようにしましょう。
現物合わせで作っていると、こういうことがよくあります。
2002年3月23日
昨日取り付けた標識灯ですが、結局もう少し外側寄りに付け直しました。製作の初期段階でのミスは、後々の工程へ精神的な影響がありますので...。移動した部分は、0.5mm角線で穴埋めしてあります。
しかし、この前面、良く見ると行先表示窓や貫通扉窓の大きさがちょっと違っているようです。
2002年3月4日
クハの妻板の貫通路にはドアが付いていますので、片側の窓は戸袋となります。そこで、窓の内側に0.5mm線でHゴムを追加しました。但し、実物よりは窓がちょっと大きめです。
今日は、箱組み、アングル取り付け、雨樋取り付けまで終わりました。
2002年3月31日
初期型の2000系は、運転席屋根上の雨樋の隅に三角形の大きなカバーが付いていますので、0.4mm板を貼り付けて整形しました。
ちょっと大きすぎたかも?
2002年3月31日
キットに入っているクーラー横のランボードは、足の間隔がデタラメですので、作り直しました。ランボードは、0.4mm板を2.6mm幅に切り出し、0.6mm幅の帯板の足を1本ずつ貼り付けました。間隔は、両端の広いところが9mm、内側が7.5mmです。
パーツをそのまま使っても、言われてみなければわからない程度のこだわりです。
2002年4月7日
連結面の妻板には、三角形のステップが付きます。これはいつもの治具を使って0.25mmの燐青銅線から量産しました。実物とは若干形が異なりますが、小さいものですし、気にしないことにしましょう。
形は変ですが、上から見て揃っているので、良しとしましょう。
2002年4月14日
パンタグラフ台は左図のように、4×3mm、2×3mmの板を重ね合わせたものの四隅に0.5mm線でボルトを埋め込み、0.6×0.3mmの帯材で足を付けたものを自作しました。実物はもっと華奢なスタイルですが、この大きさで模型化すると私の腕ではどうしてもゴツいものになってしまいます。また、8個のパンタ台には出来にバラつきがあります。
強度と見栄えを両立させるのは難しいですね。
2002年4月21日
西武電車の屋根上には、いろいろな配管がまとめて接続されている大きな箱が載っています。もちろん別売パーツなどありませんので、4mm角の角棒をベースに、帯板などを貼り付けて自作しました。寸法の見本は、エンドウ製の2000N系キットに入っているパーツです。不器用なので、側面の穴が一直線に揃っていませんが、これぐらいなら配管を取り付けてしまえば大丈夫です。
角材の成形ですので、平面や直角が良く出ています。
2002年5月6日
クーラー周囲の配管が付きました。この部分の配管は、0.5mm線を使用し、マッハ製の配管止で屋根上に取り付けています。この配管止は少々オーバースケールですので、台座の部分をやすって、高さを低くしてあります。
配管は現物合わせです。
2002年5月6日
ヒューズ箱周辺の配管です。主に0.5mm線を使用していますが、機器に入る部分は内径0.3mmのパイプと0.3mmを組み合わせて、太さの違いを表現しています。ヒューズ箱はエコー、避雷器はピノチオのパーツですが、ホワイトメタルのヒューズ箱をハンダ付する際に、手許が狂って1個溶かしてしまいました。
ホワイトメタルは接着剤で十分なので、無理にハンダ付けしないほうがよかったかも。
2002年6月2日
ランボードが付いて、屋根上がほぼ完成しました。このランボードは、クーラー横のものと同様に自作で、0.4mm厚の板から切り出して、0.6mm幅の帯板で1本ずつ足を付けたものです。初期型2000系は、すべて所沢工場製ですので、ランボードの足の間隔もその仕様としてあります。
このキットは、素材とも言えるので、かなりのパーツを追加しなければいけません。
2002年6月22日
前面にヘッドライトケースや手すりが付いて、2000系らしい顔になってきました 。
この辺が一番楽しい工程ですね。
2002年10月14日
私の買ったキットは、方向幕がない初期型でしたので、現在の姿にするべく2×7.5mmの角穴を開けました。ドア表示灯は、1mm幅の帯板を貼付けて、下の丸レンズは0.8mm径、上の角レンズは丸穴を開けた後に棒ヤスリで少しずつやすって整形しました。
ドア表示灯の上の長方形は、間違いでした。実物は長円形です。
2002年10月14日
パンタカギ外し装置のワイヤーは、0.2mm線を外径0.4mmのパイプに通したものを割りピンで取り付けてあります。
屋根上の手すりを付け忘れました。
2002年10月20日
奇数車の床下です。抵抗器はカツミの京浜急行用のパーツを加工しています。他はコダマ製2000系やエコーの旧国用を整形して使用しました。
細かなところに差異がありますが、気にしません。
2002年10月26日
偶数車の床下です。これも既製のパーツから似ているものを拾って並べてあり、実物とは大分異なります。CPはAK-3を取り付けました。
配管は省略、手抜きです。
2002年11月4日
車端部の床下ユニットです。いつもどおりの構成ですが、今回は車止め(東武用のパーツを加工)も追加してみました。
ステップの形が揃っていないのは、いつもの通りです。
2002年11月10日
偶行先表示幕の照明用として、左図のようなライトケースを作りました。運転室仕切りと一緒に、室内灯ユニットにねじ止めして取り付けます。
現物合わせなので、図面などは描いていません。
2002年11月17日
キットに入っている飾り帯のパーツは、板厚が厚く、前面にぴったりフィットしないので、0.1mm厚の洋白板から自作したものに交換します。
ここはアルミテープを貼り付けるという方法もあります。
2002年12月1日
テールライトと通過表示灯の電球用ケースです。左右に同じものを付け、ここから光ファイバで導光します。
今時古風な米粒球を使用します。
2003年1月13日
塗料はマッハ製です。マッハの西武用黄色は少し青っぽいので、総武線カナリア色を少し混ぜて調色しました。レタリングを入れた後で、半艶のクリアを吹いてあります。
黄色の塗装は何度やっても難しいですね。
2003年1月19日
ドア表示灯はいつもの通りエポキシ系の接着剤にクリアレッドの塗料を混ぜたものを埋めて、車内からつついて押し出しました。縦長のランプは帯板で押し出します。但し、出来はイマイチ。丸いランプであれば、きれいに作れるようになってきたのですが、縦長四角ランプは難しいです。
ちょっとはみ出しすぎかもしれません。
2003年1月26日
ヘッドライトケースは、エンドウ製のパーツを見本に作りました。エコーのパーツ(シールドビーム)の外周に0.3mm厚の帯板をぐるりと巻いてから、挽いて整形し、ニッケルメッキしました。レンズはエコー製そのままです。窓ガラスも入りましたので、外観上は完成に近づいてきました。
このライトケースは結構気に入っています。
2003年2月2日
今回は楽をしようとエンドウ製の高価なロングシートを使用しました。7人掛けは3個、車端の3人掛けは2個のパーツを組み合わせなければいけませんので、結構手間がかかります。出来は、前の製品(薄い桃色)のほうが良かったと思います。運転台はエコーのパーツで、貫通路との仕切りは省略しました。
ヘッドライトケース部分は、丸穴をあけてあります。
2003年2月9日
内装板は、クリーム色の上質紙です。先週塗装しておいたシートを接着して、内装は完了しました。
天井も白色で塗装すべきだったかも。
2003年2月11日
照明関係の配線は、いつもと同じようにエンドウ製ユニットライトの裏側にまとめました。上下は燐青銅板の切片を設けて分離できるようにしてあります。最後にモリヤスタジオ製の方向幕「準急、西武新宿」を入れました。
たった2両なのですが、かかりっきりで11か月、ようやく完成となりました。