2011年1月29日
エンドウ製の西武101N系キット(クモハ2連)です。このキットは、モデルプラザエンドウ限定発売品で、一般流通はしていません。発売元限定のためか、他社のキットよりかなり安価です。
前面はプレス一体成形で、スッキリと出来ています。鼻筋をキチッと入れてあげれば、スマートなお顔に仕上がる筈。パンタ台などを見ると、西武所沢工場製の仕様になっているようです。個人的にはパンタカギ外し機構に特徴がある東急車両製の方が好みなのですが、今回は西武鉄道に敬意を表して、所沢工場製として仕上げることにしました。
さっそく今日から製作を開始します。
2011年1月29日
妻板はドアが一体でプレス表現されています。本来ならドアを切り抜いて別パーツに取り替えるべきですが、幌に隠れて目立たない部分ですので、このまま使用します。その幌と取付部分には、0.5mm幅帯板で枠を追加しました。ここも幌を付けてしまえば目立たない場所ですが、貫通路部分の色の塗分けの境になります。車体の角には、軽くヤスリを当てて、小さなRを付けました。
初日はこの辺で作業終了。次回は前面を取付ける予定です。
2011年1月30日
エンドウ製品は、前面の下半分に薄い燐青銅板を貼り合わせて補強を表現するようになっています。今回のキットは、パーツの大きさがあまりにも正確に作られているためでしょうか、ハンダを流していくと側面の長さが足りなくなってしまいます。ここは、パーツを大きめにして、ハンダ付け後にヤスって形を整えるようにしてもらったほうが作りやすいと思いました。今回は足りない部分に0.2mm帯材を継ぎ足して整形しています。
前面自体の大きさは車体よりほんの少し大きめの絶妙な出来で、接合後の仕上げがとても簡単です。屋根部分は、継ぎ目部分に雨樋を貼るため、段差があっても目立ちません。きれいに仕上げなくても大丈夫だと思います。
久しぶりのハンダ付けのため、組み立てが少々荒っぽいのですが、車体が頑丈なので、安心して作業が進められます。
2011年2月5日
プレスだけの雨樋表現はちょっと物足りませんので、いつもの通り帯板を貼り重ねて雨樋の表現を強調しました。今回は0.8mm×0.4mmの帯板を貼り重ねた後、側面が垂直になるように整形してあります。
前面屋根上の枕木方向の雨樋はキットのものをそのまま使用しています。連結面側には、2mm幅の帯板を三角形に切り出したものを貼り付けてあります。
これで車体の基本部分の作業は終了。これからは楽しいディティール加工です。
2011年2月6日
プレス表現のドア表示灯は、塗装でランプを表現するのが難しいので、0.8mm径の穴をあけ、赤レンズを入れることにします。
乗務員ドア靴摺は0.5mm幅の洋白の帯板を貼り付けて表現しました。ちょっと太めだったかも。
前面と側面の継ぎ目は、乗務員ドアを介して接合されていますが、裾の部分の強度がちょっと不安なので、裏から当て板を貼り付けました。
今日は前面の加工を行う予定だったのですが、0.3mmの洋白線を切らしていたので、ここまでで終わりです。基本的な素材は切らさないようにしなければいけませんね。
2011年2月11日
乗務員ドアをよく見ると、やや偏って付けてしまっていたようなので、一旦外して、付け直しました。靴摺もちょっと細く0.4mmの洋白線に交換しました。
落ち着いて作業すれば、こういうミスは防げる筈なんですが...。腕も落ちたように感じます。
2011年2月12日
妻板に付いている三角形のステップは、治具を使って0.25mm線の燐青銅線を折曲げて作りました。実際には三角形ではなく、台形になってしまっていますが...。たくさん作って、形が良さそうなものを選別しています。
妻板に0.3mm穴をあけてハンダ付けです。透かしてみると実物と形が違うし、揃ってもいない。でも、何か付いてるっていう雰囲気が出せれば良しとしています。
この辺の手法は、従来の作品に倣っています。
2011年2月13日
妻板下部の配管は、幅が狭い西武所沢工場タイプとし、0.25線を折曲げたものを取付けました。コックの部分は、ちょうど良い大きさのパーツは市販されていない筈ですので、0.5mm径のパイプをはめて、とっての部分は0.5mm幅の帯板を取付けて整形してあります。小さい部分なので、それらしい形をしていれば良しとしています。
来週は屋根上配管の作業を進める予定です。
2011年2月19日
クーラーを挟んだ配管は、0.5mm線を使用しました。いつもの通り、キットの配管受は使わず、マッハ製のものに交換してあります。ランボードの足は、裏側の2カ所だけでなく、側面すべての足元にハンダを流してあります。
明日も配管の続きを進めます。
2011年2月20日
キットに入っているヒューズ箱は、配管が一体成形になっています。完成品として組み立てることを前提としての設計だと思いますが、少々太めだったので切断して、0.3mm線に換えました。その先は0.5mm径パイプを継いであります。パンタスイッチ箱の穴も大きすぎるので、ここにも0.5mm径のパイプを埋め込んで、そこに0.3mm線を差し込みました。
イマイチすっきりと仕上がっていません。
2011年2月27日
パンタ台はキットのものを脚にして、に上面に0.2mm板を貼り重ね、四隅に0.4mm線を植え込んでボルトを表現してみました。ヒューズ箱から伸びる3本の配管まで取付完了。なかなか先に進みません。
パンタ台の加工にかなり時間を取られたのですが、出来にはバラツキが多く、ここはキット素組みでスッキリと仕上げたほうが良かったかもしれません。
2011年3月5日
先頭側の配管を済ませ、ランボードを取付けました。
この後、パンタカギ外しワイヤーも追加します。
2011年3月6日
連結面側の配管も一通り完了。避雷器は、原型の六角形のものを使用しました。ランボードは、キットのものをそのまま取付けました。
パンタカギ外し装置の台は、0.8mm角材を貼り付けて整形してあります。
2011年3月20日
パンタカギ外し装置です。この部分はこれまでも同じ加工を何度も繰り返していますが、前回701系の屋根上を作ってからだいぶ間があいてしまったので、要領を忘れてしまい、昔を思い出しながらの作業です。テコの部分は0.4mm厚の洋白板の切れ端を整形。エコー製エッチングパーツのランナーの部分を使っています。引き棒は0.25mm線です。701系では0.2mm線を使っていましたが、強度不足でフニャフニャになっていました。途中にある碍子は0.2mm線を焼き鈍して巻いたものです。
実物通りの機構を再現するなど、私には不可能ですので、雰囲気が出ていれば良しという程度の工作です。
2011年3月27日
運転室側のパンタカギ外し装置です。0.2mm線と0.4mm径パイプを組み合わせて、割りピンで屋根に固定しています。滑車の部分は、0.6mm幅帯板に0.3mm穴をあけて通してあります。
東急車両製であれば、もっと立体的で複雑な機構で見せ場になるのですが、所沢工場製の場合は、こんなシンプルな形態なのでちょっと残念。
2011年4月3日
前面手すりは、0.3mmの洋白線を使用しました。ヘッドライトケースは、塗装後に隙間が出ないように全周にハンダを流してあります。
車体関係は、ほぼ完成に近づきました。