2008年11月24日
いろいろな事情があって、この2年以上、鉄道模型の製作から遠ざかっていました。実物の鉄道に対する興味も薄れつつあり、一時はこのまま鉄道模型とおさらばかもと思っていたこともあるのですが、先月からようやく製作意欲が湧き出して、ハンダごてを握り始めました。仕掛品には、ほとんど車体完成状態の西武701系や国鉄キハ58系があるのですが、いくら完成が近い仕掛品とは言え、いきなり編成ものを手掛けるほどの元気はありませんので、まずは簡単なもの。客車、スロフ62です。押し入れの中に眠っているトミックス製寝台車や最近入手したカトーの43系客車と編成を組んで、津軽、十和田、鳥海あたりの列車を再現してみようと思います。
さて、最初のお題はフジモデル製のスロ62キット。北オクの津軽の編成は、スロフが使われていたことが多いので、テールライトを追加してスロフ62としてあります。なお、スロフ62は、元を辿ればオハ61からの改造車であり、改造を担当した工場や改造の時期、改造履歴などによって、細部にかなりのバリエーションが見られます。しかし、手元に詳細な実物資料がありませんので、特定番号の車両を製作したわけではありません。
デッキ側の連結面です。配電盤や手すりなど、見えるものは一通り取り付けました。この車両は、編成中間に連結しますので、テールライトの点灯は考慮していません。 トイレ流し管は、床板ではなく台車に貼付けました。
床下機器は、エコー製品を使用しています。取付板にまとめてユニット化してありますが、床下の梁も追加してみました。梁の正確な寸法や機器の正しい配置は不明ですので、想像を交えて並べてあります。
ブレーキシリンダ付近の配管も不明ですので、0.4mm腺を使用して適当に表現しています。箱状の機器は、軽量化のために中抜きが施されていますが、見た目を考慮してエポキシパテを充填してあります。ブレーキ弁のシャフトは、車掌室付近まで伸びていなければいけませんが、台車の動きを妨げますので、取付板の長さでカットしています。ここは省略すべきかもしれません。
反対側も同様です。水揚タンクは、手元の実物の写真に鮮明に写っているものがないので、他車種の客車に習って、弁装置箱の後に取り付けました。これで正しいのかどうかはわかりません。
連結面の床下も別板でユニット化してあります。端梁は、キットのものは使わず、0.4mm厚板で作り直しました。ジャンパー栓はエコー製品です。蒸気トラップも追加してみました。車軸発電機は、台車懸架のタイプにしましたが、そのおかげで床下梁と干渉してしまい、一部を切り欠いています。
まるでエコー製品の使用見本のような作例ですが、同社のロングライフなこれらパーツが安定供給されているおかげで、客車キットの製作を安心して進めることができます。
この後、内装関係の取付け準備を行った上で、塗装を行う予定です。WEBへの掲載は、昔のように定期的にアップするというわけにはいかないと思いますが、これで終わらないように心掛けてまいります。
2008年11月30日
車内の仕切り板を真鍮板で製作しました。ドアの周囲には帯材で縁を貼付けてあります。
照明はエンドウ製のユニットライトを天井にネジ止めです。仕切り板は、アングル材にネジ止めして取り外し可能とし、ライトユニットの保守に備えます。
デッキ側の取付け状態です。
非デッキ側の取付け状態です。仕切り板の幅は、サッシや窓ガラス、内装板の貼り付けを考慮して、幅に余裕を持たせています。
内装まで真鍮板を使用していますので、重量増が懸念されますが...。
2008年12月7日
KATO製客車の良好な集電性能に少しでも近づけるために、台車の絶縁車輪側にフクシマ製の集電ブラシを取付けました。
床板と床下取付ユニットの間に、プラ板へ燐青銅板を貼付けた配線基板もどきを取付けています。台車からは、同じく燐青銅板の切片により、その配線基板へ集電し、リード線で車内へ引き込みます。
床下にリード線が丸見えなので、本当はもうちょっとスマートな方法にしたいところです。
2008年12月7日
この週末で塗装を行いました。出来はイマイチどころかイマサンです。部分的にユズ肌状態になっています。1両だけですから、シンナードボンをしてもいいのですが、まあ普及版の市販完成品レベルには近いかなということで、このまま仕上げます。
内装のクリームを最後に吹くときに、塗膜の霧のザラザラを除去しなかったため、外から見えるデッキ仕切り板が奇麗に仕上がっていません。ここは内装板を貼り重ねたほうがいいかも。せっかく車内の手すりも付けてあるのですが...。
来週末に細部のタッチアップを施し、レタリングを入れて、仕上げのクリアを吹きます。
2008年12月23日
先日の塗装の仕上がりに納得できず、その後2回塗り直しを行いました。休日毎にシンナー漬け状態でアタマクラクラです。今日の出来もイマイチ。グリーンの帯に若干乱れができてしまいました。塗り直しはもう勘弁なので、部分的な修正塗りを行うか、このまま仕上げるかは次の休日の気分次第です。
とりあえず下回りを組み立てて、車体を載せてみました。台車の車輪はスポークのものに交換。華奢なTR-50の隙間から、スポークがちらちら見えるところが良いです。でも、車輪って、4軸で1,600円もするんですね。久しぶりに買ってみてびっくりしました。
年内完成を目指していますが、慌てるとまた失敗しそうなので、慎重に作業を進めます。
2009年1月12日
年末の最後のクリア吹きで失敗して以来三度の塗り直しを経てようやく完成しました。車番は、北オクの2025番を選択。ただし、細部の資料はありませんので、実物とこのモデルのディティールが一致しているとは限りません。
内装も一通り作りました。シートはちょっと小振りですが、トミックスの485系グリーン車用を使用しています。シートカバーは白デカールを貼付けました。シートピッチが窓と一致していませんが、これは実物もそうなっています。
東北方面のスロ62は二重窓になっていますので、その表現も追加。窓枠外側は青色とクリーム色の二種類があったようですが、青色をチョイスして、下辺にグレーでゴム部分を塗り分けました。結構いい感じになりました。
復活リハビリで製作したわけですが、出来に色々と不満があるにせよ、プラスチック製の市販品とはひと味違う仕上がりになったかなと思います。また、客車も追求すると奥が深いものですね。連結する寝台車や普通車はトミックス製&カトー製なのですが、できればフジモデルのもので組み直したくなってきました。